クルマの下取と買取り【動画４分】クルマの査定

今日はどんなお話を聞かせていただけますか？
今日は、車を手放すときの下取りと買取りの違いについてお話します。
下取りと買取り、なんかおんなじじゃないんですか？
イメージとして、買取りっていうといらなくなった車をだれかに買い取ってもらう感じで、下取りっていうと新しく車を買うときに今までの車を出すっていう
感じで思ってますね。
両方とも手放すっていうのは、同じなんですけど、新しい車を買う時には、買ったお店でそのまま買い取ってもらう、そのことを通常下取っていうんですけど、
実際には、売った車の価値っていうのがわからなくなっちゃうんですよね。
追金でいくらみたいな話になっちゃうんで～。
そうすると、下取ってもらった金額が正しい金額なのか、買った車の値引きはホントはいくらだったのか、わからなくなっちゃうんですよね。
店員さんが
「こちらで調整しますね～。」
って言うんですけど、そうなっちゃうとホントのところがわからないんですよ。
下取りだと自分が今まで乗ってきたこの車の価値がいくらだったのか、はっきりわからないっていうことですね。
そうなってくると、買取りにしたほうがいいってことですか？
以前は下取って言うと、ホントに安かったんですよ。
今は、下取も割りとオークションの価格に近づいては来たんですけど、昔は公正取引委員会が決めた基準価格みたいなのがあって、そこからどんどんどんどん
マイナスしていく感じでした。だからすごく安くなっていく感じでした。
今はある程度流通価格なんかを見て、ひょっとしたらこれくらいの価格で売れるんじゃないかな、っていうのを合したりすることもあるんですけど、それでも
やっぱり、売る車の値引きとの駆け引きみたいなのがあって、お客さんがすごい値引きを気にしてるんだったら、ちょっと下取の価格を安くしておいて、値引き
を大きくみせるっていうのがあるんですね。
逆に下取り価格を気にしてるお客さんだったら、値引きを小さめにして、下取り価格を大きくみせるっていうことですよね。
こういう調整ができてしまうんですよ。
だから、できれば、あたかも売りに来た顔をして、買取り専門のお店で、これ売りたいんですけど、って、きちんと一回査定してもらう。
そこで、買い取ってもらうといくらになるっていうのを知ったうえで、例えば下取りに出すにしても、お店の人が言ってる金額は妥当なのかどうかを判断すると
いいんじゃないんですかね。
ひょっとするとごまかそうとしてるのかな、っていうのがすごく分かるんですよ。
だから、面倒くさいんですけど、ひとつその手間をかけることで、ある程度トクすることができるんですよね。
よく査定は無料です、っていうようなCMがあったり、お店の看板なんかを見たりするので、そういうところで買取りのフリをして、査定してもらうことで、下取り
価格が適正かどうかが分かるし、実際これくらいの値段が出てたんですけど、って言えますよね。