車査定や買取の相場、中古車オークション代行の情報まとめ

愛車を少しでも高く売るためのコツや一括査定のメリット、またオトクに車を購入する方法がわかりますよ。

JAAI公認中古自動車査定士がこっそり教えます。

今、車をほしいと思っている方。
古くなった車を買いかえたいと思っている方。
新車がほしいけど、ちょっと予算が足りない方。
中古車でもいいけど、中古車ってちょっぴり不安だなと思っている方。
そんなあなたのために、良質な中古車の見分け方を査定士の立場で説明します。
中古車といっても、決して安い買い物ではありません。
失敗しないために、是非参考にされて、少しでも良い中古車を選んでください。

まず、車を見る時全体を、さりげなくでいいのでゆっくりと見ていきます。
その時に、すきま、キズ、へこみ、なんとなくおかしいなと思うところをチェックします。
運転席では、まずエンジンをかけてみます。
エンジンのかかり具合、ミッションのチェック、ニュートラルレンジからドライブレンジ、ニュートラルレンジからリアレンジにシフトチェンジしてみて、
その時のタイムラグを測ってみます。
2秒以上、タイムラグがある場合はミッションになんらかのトラブルがあると考えられます。
次にエアコンのチェック。ミラーのチェック。その他、パワーウィンドウなどの電装関係のチェック。
また、ハンドルを軽く握って、エンジンの振動を感じてください。
この時にカタッ、カタッと不規則な振動があると、エンジンになんらかのトラブルがあると考えられます。

まず、コアサポートの接合部をチェックします。
インサイドパネルの接合部の状態もチェックします。
スポット溶接の跡や、ボルトの止めねじ、ボンネットの止めねじ、交換跡がないか、チェックします。
少し見にくいですが、フロントメンバとコアサポートの接合部もチェックします。
フロントメンバは車の骨格部分なので、ここに修理跡があると、事故車ということになります。
フェラキャップを開けて、エンジンオイルのカスがついていないか、汚れていないか、確かめてください。

エンジンルームが終わったら、ボディを斜め横からすかして見てください。
斜めからみることで、ヘコミがよくわかります。
ドアシーラーの状態、取り付けボルトの状態も忘れずに確認します。
左右で違うところがないかも見ておきましょう。

下回りは必ずのぞきこんで見てみましょう。

後部ハッチを開けて、シーラー、ボルトの状態をチェックしましょう。
なんらかの交換がされている場合は、ボルトのところにレンチ跡があったり、錆び付いていたりするので注意してください。

続いて、タイヤハウスを覗きこんでください。
ここにもつけねのところにシーラーがついています。
このシーラーが柔らかかったり、色がついていたり、不自然な塗られ方をしている場合、修理されていることが想像されます。

これらを参考にして、少しでも良い中古車を手に入れてください。